那須高原その2 (June 8, 1997)
さわやかな高原の朝をむかえ、鳥のさえずりを聞きながら、電波状況の良いベランダに出て朝のメールチェックをしていたら、その姿をしっかり写真に撮られてしまったところから那須高原旅行の2日目がはじまりました。
何と言ってもこの旅行「ボブべっくさんと歩く会」と銘打っているだけあって、普段はPCとPlay Stationの前に座りっぱなしのボブべっくさんに自然を楽しみながら歩いていただくことがメインイベントであります。
貸し別荘を後にして、那須高原の散策コースへとむかいます。今年は例年より温かい日が5月中に続いたせいか、普通であれば見頃のはずのツツジも既にその花を終わらせておりました。天気は曇りがちで景色は楽しめませんでしたが、約2キロのアップダウンに富む遊歩道を散策し無事旅行のメインイベントも終了しました。(今後は徐々に距離は延ばして行く予定です。>ボブべっくさん)
その後は高原を下り、りんどう湖のファミリー牧場へと向かいます。第2弾のバーベキューをやろうと思ったのですが、運悪く霧雨に見舞われてしまいます。しょうがないのでゴーカートのフォーミュラーレーシングへと足を運ぶわけですが、このゴーカート時速40~50キロ位は出るので、カーブでの横Gや速度感も相当なものです。一度やるとクセになりそうです。箱根の方にはもっと本格的なコースがあるようなので是非そちらにも挑戦したいものです。
電子計測でラップタイムがでるのですが、今回の旅行で私がナビゲーター役を勤めた方にタイムで負けてしまい、一生このことを言われ続けるのではと怯えています。
さんざん遊んで、呑んで、食べて満足した後、そろそろ帰宅となります。途中のPAで宇都宮の友人と別れ、残る2台は東北自動車道を東京に向かいます。宇都宮の友人から仕入れた情報で佐野PAのラーメンがおいしいということで立ち寄ります。辛口ネギミソラーメンを食べましたが、PAのラーメンとしては出色ものです。お召し上がりになる際には、くれぐれもネギから食べないように。むちゃくちゃ辛いです。
日曜の夕方と言えば、お出かけからの帰り道に聞くラジオ番組として定番の松任谷由実のサウンドアドベンチャーを車の中で聴いていると、もう一台の車から電話が入ります。「ユーミン聴いてる?」という確認の電話です。
6月の特集は「恋愛強化月間・結婚」ということで、かなり悲惨なリスナーからの葉書が読まれていますが「ユーミンのコメント、おばさんはいってるねぇ」「30近くのデビューで男にいれこんだなぁ」などと電話を通じて爆笑です。他人の不幸は蜜の味と言いますが、こういった番組にこみ入った自分の悩みを相談するという神経も今一つ理解に苦しむものがあります。「できるだけ具体的に書いてくださいね」というユーミンのコメントも作詞のネタ仕込みではないかしらと思ってしまいます。でも面白いからこの番組好きなんですよね。週末のお出かけの帰り道には是非聴いてみてください。
やっと新宿に到着しセンチュリーハイアットのラウンジで一休みです。すると突然「ふざけるんじゃねぇぞ!!」とお客の一人が静けさを破る怒鳴り声をあげます。どうも耳をそばだてて聞いていると、話しの内容は借りた金を返せとかなんとか....いやはや、絶妙なタイミングで明日からの仕事を思い出させるような話しです。楽しかった週末旅行もこれにてお開きです。