19970511 of Yasushi's Life


モバイル通信はPIAFS &Libretto (May 11, 1997)

土曜日にハワイ出張から帰ってきたのだが、訳あってその足で実家の浜松に帰らなくてはならなかった。

帰るのはいいのだが、新幹線の時間がわからないので実家に帰る時間を連絡できない。それなら調べましょう。ということで、成田空港で税関を出ると、鞄からリブレットを取りだし、PHSのPIAFS接続を利用してインターネットに接続しJR東海のホームページにアクセスし新幹線の時刻表をチェックしつつ、携帯電話でJR東海のエクスプレスカードの予約センターに電話して指定席の予約を済ませ、実家に帰宅時間を連絡する。

それから土曜日の新聞を読んでいないことに気がついたので、タクシーを待つ間に朝日新聞のホームページにアクセスしてざっと一日の出来事をチェックし、ついでにメールとパソコン通信で開設している仲間内の電子会議室をながめてみる。NORIKOさんの書込があったので、タクシーに乗り込んで東京に向かう間に携帯で電話をかけるといつもの連中とバーベキューの真最中だった。うう、私も参加したいが実家に帰らねば...

モバイル通信&携帯電話は便利だと思う一瞬である。

思ったときにインターネットやパソコン通信、そして電話にアクセスできる環境に身をおいてしまったら、もう二度と離れることはできそうもない。今日のこの環境に行き着くまでは紆余曲折があったが、最大の功労者はリブレットとPIAFS接続だ。PIAFS接続サービス開始からまだ1か月半であるが、まったく違う時代が来たような気がしてならない。数年前に比べれば天国の様である。それで常時32Kでの通信環境が手にはいる。普通の家の28Kのモデムで接続するよりも場合によっては速い速度で通信が出来てしまうのだ。

人には「通信廃人」と呼ばれる私である。今はやりの言葉でいけばモバイルPCマニアである。私の鞄からはそういった事に関する小物が「ゴロゴロ」と音をたてて転げ落ちてくるように人様には見えるらしい。昔に比べればそれほどでもないと個人的には思っているのだが。現在、鞄の中には東芝Libretto、NTT DoCoMoデジタルハイパー、32K通信対応PHS、PIAFS32Kカード、33.6Kモデムカード、ソニーから発売されているペン型の電話ケーブル、スケジュール管理用にUS RoboticsのPilot 1000 + 1Mメモリー、ソニーデジタルボイスメモが収まっている。全部の重量を合わせてもせいぜい1.5Kgにいくかいかないか位だろう。下手なサブノートパソコン1台よりも軽いのだ。

東芝Libretto。世界最小800gのWindows 95マシン。やはりリブレットは革命だろう。この重量で2時間の駆動時間、Windows 95がフルに走るというのはたまらない。出張の時に横に座った某エアラインのスチュワーデスをナンパできたのも他ならぬリブレットのおかげである。

仕上げは今年3月に購入した32K接続対応のPHSとPIAFS接続用の通信カードである。4月当初の接続状況が悪かったのは「言いたい放題」に書いたが、現時点では通信状況は相当改善されており満足のいく水準となっている。

是非リブレットと32K対応PHSでの通信環境を試してもらいたい。You cannot live without them!!

ページの先頭へ