What a small world! (May 15, 1997)
私のホームページをたまたま訪れ、以来半年ほどメールのやり取りをしていたカリフォルニアの弁護士が来日したので、一緒に夕飯を食べに出かけた。
事前に電話で相談し、銀座のマリオンで待ち合わせる。彼はChinese Americanなので日本の雑踏の中では目立たないが、電話で教えてもらった姿格好を頼りになんとか出会うことができた。まずは"Hey, good to see you! Finally, we made it."とshake handsである。
その後、串焼きの店に繰り出し、メールでやり取りした以外の四方山話をはじめる。彼は結構頻繁に来日しており、今回は日本の監査法人で仕事をしている弟のところへ泊っているとのことだった。「どこの監査法人?」と言う私の質問に対する答えは、私が仕事で非常に懇意にしている監査法人の名前であった。「じゃぁ誰々って知っている?」という私の質問に「弟から名前を聞いたことがあるよ」という返事が返ってくる。
そういえば彼はハワイで仕事をしていたことがあったなぁと思って、私が一緒に仕事をしている何人かのハワイの弁護士の名前を尋ねると、驚くべきことに私の挙げた弁護士を彼も全員知っているではないか....更にその弁護士の中でも私が最も親しくしている一人はなんと彼のロースクール時代のルームメートだという事までわかってしまった。私がそのルームメートには先週のハワイ出張の時に会ったよと話をすると、彼の方もびっくりだ。そこから先は共通の友人探しで盛り上がってしまった。
インターネットで知り合った初対面のカリフォルニアの弁護士と銀座で串焼きを食べながら、共通の友人であるホノルルの弁護士達の噂話に花が咲く。なんだかとっても不思議な気持だ。
世界はどんどん狭くなっていくぞ!