言いたい放題のネタ (May 22, 1997)
普段はそれほど意識していないのだが、それでも無意識のうちに「言いたい放題」のネタを探そうとしているみたいだ。「言いたい放題」位の長さの文章は、コアになるネタさえ見つかってしまえば、それこそものの10~15分で書けてしまうのだが、ネタが見つからないと全然前に進めないこととなる。
そういう意味では「言いたい放題」は自分の感度、アンテナというものを鋭くすることに役だっているのだろう。だから今日のように、ネタが見つからない日はショックである。今日1日いったい何をしていたのだろうと哀しくなる。それと同時に天声人語なんかを毎日書いている人は偉大だなぁと思ってしまう。
いちおう一期一会という気持を大事に暮らしているつもりだし、今日という日はもう2度と帰ってこない今日だと思っているのだが、なかなかそうもいかないようだ。別に毎日波乱万丈の生活をしたいということではないが、「朝起きて、会社行って、仕事して、帰って、飯食って、寝る」というのっぺりとした特徴の無い日々を送るのは耐えられないということだ。
一旦流されてしまえば特徴の無い日々を送るほうが楽なのだろうが、天邪鬼な私はそういう選択はできないようだ。