ストレス解消 (September 6, 1997)
普段ストレスにさらされる仕事をしているので、週末には一週間分たまったストレスの解消にはげむことになる。
もちろん、呑んだり、騒いだり、おいしいものを食べたり、というのもストレス解消にはなるのだが、そういった解消法は原則平日向けである。
週末は何にも考えない状態でのストレス解消が一番。以前はお香を焚き、環境音楽を聞いて瞑想したりもしたが、最近はもっぱらアイロンかけ、洗車、夜中の車の運転という方法で頭を空っぽにすることが多い。
それぞれに共通するのは、身体が覚えている作業を余分なことを考えないですることだ。
アイロンかけと洗車は、目の前にあるものがきれいになっていくという達成感もある。しわになっていたシャツやハンカチ、汚れていた車などがきれいになっていくのを自分の手でこなすのは精神衛生上とてもいい。どちらも簡単に1、2時間は熱中できる。
夜中の車の運転は、ルーフを開けて、風を浴び、エンジン音を聞きながら首都高速や湾岸線を走る。クラッチを踏み、アクセルをふかして回転数をあわせシフトダウンして一気に加速する。これも身体が覚えている作業だ。余分なことを考える暇も無く、ただただ走る。今夜もふらりと浦安から逗子まで3時間ほど走ってきた。
書き込みで一杯になった黒板もきれいに消せば、また沢山の書き込みができるのと同じことで、きれいにストレスを消して、また来週のストレスに備えるわけだ。