恐竜絶滅
March 20, 1998
仕事をしていて「今までやったことがありませんから、できません」という言葉にどれほど煮え湯を飲まされたことだろうか。それ以外では「ここの担当ではありませんので、別のところに問い合わせてみてください」という言葉にも何度と無く絶望感を味わった。
最近の自分の仕事を振り返ってみると、セクショナリズムに凝り固まり、前例を踏襲しようとする民間版官僚組織とも言うべき迷路の中で調整作業に右往左往しているだけで何ら生産的な仕事をしていないと痛感する。本当に大事な仕事は一日のうち十分の一もできれば良いほうだ。こんな下らないことに自分の大事な人生を浪費するのは本当に嫌になってきた。もうたくさんだ。
それならそういう組織を変革すれば良いではないか、という意見もあるが。残念ながら私はそんなタマではない。そんなことは経営者と呼ばれてその気になっている偉い人がやればよい。私には何の関わりも無いことだ。それにもし私が組織を変革できたとしたら、私はどう報われるのだろうか?社長にでもしてくれるのか?それとも巨額な報酬を払ってくれるのか?何も無いではないか。まったくアホらしい。何の報いもないことに一生懸命になるだけ人生の浪費だ。
巨大な身体に小さな頭脳を持った恐竜が哺乳類に取って代わられたように、無駄のある大きな組織は滅びる。それを毎日のように確信する今日このごろである。