不良債権デューディリジェンス
June 3, 1999
サービサー法に関する研究会で不良債権のデューディリジェンスについて発表する機会を得た。
不良債権デューディリジェンスは常に問題点を見つけ出す減点作業であるという認識が強いが、必ずしもそういう訳ではなく、対象となる物件やら債権の潜在的アップサイドを見出すポジティブな作業をも含むのであるという点をプレゼンテーションの最後に述べた。
そういう意味においては、デューディリジェンスの作業はとても創造性を求められる作業である。どうもデューディリジェンス調査作業に従事している人は、単に問題点をもれなく見つければ終わりであると思っているが、それではまだやるべき仕事の半分しか終わっていないのだ。
不良債権の買取りビジネスは安く買いたたいて高く売ると思われているが、本当に儲けを生み出すのは、知恵と創造力で不良債権といわれるものに新しい価値を与える作業なのだ。このあたりの誤解が一日も早く無くなると良いなぁと思う。