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第4の権力


日経平均が1万4千円を終値で割り込んだ翌日の新聞は、政治、官僚、金融機関の責任を糾弾する記事で溢れている。

「責任」とても重たい言葉だ。

辞めることが責任の取り方なのか?退職金を返すことが責任の取り方なのか?そうではないだろう。自らの非を認め、自分に許される範囲で過ちを償うよう前に進むことが、本来あるべき責任の取り方なのだと感じる。第4の権力であるマスコミは、無節操に批判を繰り返す。まるで今の国会で野党が目の前にある火事を消すことを忘れ、出火責任を糾弾するように。

もちろん、誰かを批判すれば記事が売れることはわかる。しかし、そんな商業主義にまみれたマスコミなら、第4の権力などと言うのはおこがましい。自らの主張、報道について責任を取れない報道機関が、誰の責任を論ずることができるのだろうか。まったく小賢しい話だ。第2次世界大戦中の大政翼賛報道のあり方からまったく進歩していないではないか。

バブル時代から今日に至るまでの全ての社説に一切の間違いはなかったのか?マスコミが今の経済状況に何らの責任も負わないといいきれるのか?まず、この問いかけに自己批判を行い、しかるべく責任の所在を明確にし、「マスコミの言うところの責任を果たし」た上で報道を続けるべきであろう。

それができないのならば、報道機関として認められた権益をすべて放棄し、第4の権力なる地位から直ちに退場すべきであろう。