時差
November 1, 1997
3連休の初日である。
大多数の勤め人の皆さんはのんびりと朝寝坊をしているか、渋滞を避けるために朝も早くからおでかけといったところだろう。しかし、私の3連休初日の朝は8時にかかってきたハワイの弁護士からの電話で見るも無残に引き裂かれた。"Hi Yasushi, sorry to bother you Saturday morning. But..."("I don't think you feel sorry to bother me!!"と叫びたかった。)
昨晩は、一緒に仕事をしている会計士チームに新しい人が加わったので、夕方の会議後、顔合わせを兼ね深夜まで呑んでいた。そのため、朝8時には私は完全に熟睡状態だった。
土曜日の朝の電話はほぼ間違いなくアメリカからのものだと経験上学んでいるので、3/4は寝た状態で"Hello, Kinoshita speaking."と相手の英語を聞く前に無意識に英語で返答している自分が哀しい。
今進めている仕事の決済が週明けにあるので致し方ないのだが、それでも土曜日の朝ベッドの中で仕事モードにぶち込まれるのはまったく納得が行かない。心がザラザラしてくる。こんな気持ちになるのが嫌なので金曜日にすべて問題点はクリアーにしてあったはずなのだが・・・また新しい問題が2、3持ち上がったようだ。
自宅はISDNで電話回線2回線、電話ヘッドセット(電話オペレーターがするようなヘッドフォーンとマイクが一緒になった奴)、パソコン数台、レーザープリンターがあるので、オフィスよりもはるかに仕事をする環境としては整っている。デスクに向かいメールで送られてきたファイルの編集履歴を表示させ、修正を加え、そのファイルをメールで返信しながら、同時に電話会議をしていると「一体俺は何をしているのだろう、こんな天気の良い日に・・ 別にパソコンやらISDN引いたのは会社の仕事するためではないのに。パソコン代くらい会社に払ってもらいたいぞ。」と更に気持ちは不愉快になり、落ち込んでいく。
結局朝8時から夕方近くまで電話で何度も弁護士と相談したり、相手側の弁護士を交えて会議電話をしたり、電子メールで添付ファイルとして送られてくる書類の内容チェックをしたりなどして、やっとの思いで問題を片づけた。
どっと疲れたのでマッサージを受けに行き、鍼をしてもらって、外へ出てきたらもう真っ暗である。土曜日はもう終わりだ。
時差がある相手を持った仕事は辛い。テレビのCMではないが「24時間働けますか?状態」である。今週はたまたま月曜日は休日だが、せめて普段の月曜日の午前中くらいは土曜日の代わりに休ませて欲しいと願ってしまう。
なぜかって?日本の月曜日の朝はハワイ時間で日曜午後だから仕事にならないのだ。