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クラッシュ


今日は小説のご紹介。

タイトルは「クラッシュ」。著者は楡周平。「Cの福音」でデビューし、「クーデター」、「猛禽の宴」と続々とヒット作を続けている作家だ。

今回のクラッシュのテーマはネットとコンピューターウィルス。飛行機の運行制御コンピューターソフトへの進入とインターネットホームページを利用した「エボラ」という名前のウィルス伝染が同時に進行し世界全体を恐怖に陥れるという筋書きである。

「クーデター」で恋人を失ったカメラマンが今回は主人公として再度登場している。

硬質な文章とスピーディーな展開力のあるストーリーテリング。そして「Cの福音」でも若干登場してきていたネットワークという素材を今回は主眼にすえ、十分なリサーチでディーテールまで描き出し、ネットワークユーザーも満足させるできばえである。

年末年始のお休みにオススメの一冊。